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労働基準法違反の契約
「これはどういう事ですか?」

村上和夫(仮名)は努めて冷静を装っていたが、内心穏やかではない。
彼は前の会社が倒産になり、ハローワークで職探しをした末、出版業であるこの会社に先月入社したのである。
ところが、入社当時は会社が繁忙期にあり、村上は会社から雇用契約書をもらうことなく、この日を迎えていたのである。
ただ、このままではいけないな、と思い、会社から雇用契約書をもらうようにしたのである。
面接時の約束では、当初2ヶ月はアルバイト扱いで、時給800円という条件であった。
ところが...

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雇用契約書を見て、感嘆の声をあげたのである。
そこには、驚くべき内容が記されてあった。
「村上和夫様
労働日:毎週月曜日から金曜日
労働時間:9時から19時まで
休憩時間:12時から13時まで
時給:700円

なんじゃこりゃ~~

そう叫びたい気持ちを抑え、村上は冷静に問い合わせたのである。



さてさて、ここまで読んで、皆様はどう感じられたでしょうか?
まず一つは、面接時に約束した時給と雇用契約書にかかれている金額が異なっていることに気づかれたと思います。
800円→700円ですから、1日8時間働くと、800円の差が出るわけです。
たかが800円、と感じる方もいらっしゃるでしょうし、腑に落ちないと感じられる方も多い事でしょう。
ところが、頭にきて、
約束が違う!
と叫んだところで、問題の解決にはなりません。
残念ながら、約束と違う事を証明する方法もありませんし、争いになったところで、それほど良い思いもできないのです。
じゃあ何も出来ずに、涙しながら鵜呑みにしなくてはいけないの?
って思うのでしょうけど、救いの神はいるものです。

まず、この雇用契約書が、労働法に違反している事実がフンダンに含まれているわけです。
例えば村上氏の時給は700円となっているわけですが、東京都の場合、出版業の最低賃金は785円となっています。
つまり、村上氏は最低でも785円の時給にならなければなりません。
※最低賃金に関するルールはこちら
次に、労働時間が1日9時間になっていますけど、これは明らかな法律違反ですよね。
※労働時間の上限に関してはこちら

このように労働法に違反している雇用契約書は、どのような取扱になるかというと、
「労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める契約は、その部分については無効とする」
「無効となった部分は、法律で定める基準による」

となっているのです。

ちょっと分かりにくいから、例によって紐解いていきましょう。
まず、注目していただきたいのは『その部分については無効』という箇所です。
これは、たとえ違法な部分のある契約であっても、契約そのものは無効とならない、という事を意味しているんですよね。
だから、村上氏の場合、最低賃金に満たない700円という金額や、1日9時間の労働時間に限って無効になる、という事なんです。
じゃあ無効になった部分に関しては?
と言うと、労働法で決められているルールに置き換えましょう、となるわけです。
つまり、村上さんの場合は、時給は785円に自動的に繰り上げられますし、1日の労働時間も8時間までに変更になるわけです。

そんな訳で、泣き寝入りせずに、主張するべき事は主張しましょう。
そのまま放置しておけば、騙されたままで大きな損をしてしまいますからね☆


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