Shokuhan-職犯-
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ヒーローなんかじゃない
今から約5年前の話になりますが、山手線の新大久保の駅で、ホームから転落した方を助けようとして、2名の男性が線路に降りたところ、3名とも死亡した、という事件を覚えているでしょうか?

人助けをしようとして、その方々も一緒に亡くなられたのですから、決してハッピーな話ではありません。
クリスマスに、なんて暗い話をするんだ、なんて思われたかもしれませんが、学校じゃ教えてくれない知恵を今日は授けます。

実はこのホームに助けに入った男性のうち一人は、韓国人留学生だったそうです。
母国には恋人もいらっしゃったそうで、家族を含めて深い悲しみに包まれたと思います。
自分の命を顧みず、勇敢に線路に飛び込んでいった彼の雄姿は、母国では、
『儒教精神の義の心を覚醒させた』、とか、
『日韓の不幸な歴史を友好的なものに昇華させる犠牲的な行為』
として、まさにヒーローとして伝えられているのです。


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でもね、こういう人助けの行為は、していい場合と、そうでない場合があるんです。
こういう書き方をすると、冷たい人、とか、嫌なやつ、と思われてしまうのかもしれないけど、彼らの行った行為は、いったい何を生んだのだろうか?

自己犠牲はなかなかできるものではありませんよね。
だから、彼らの行動は、自己犠牲であれば賞賛に値するかもしれません。
ところが、彼らの脳裏には、線路脇に、避難場所があったと推測していたはずです。
線路に落ちた方は、ハッキリ言ってしまうと、単なる酔っ払いでしたから、自分の命を犠牲にしてまで助けようという対象ではなかったハズですね。
つまり、彼らは状況確認を怠った行動であり、勇敢と言うより、無謀に近かったのです。
もっと言わせていただくと、彼らは日韓の橋渡しにはなれなかったし、彼らが生んだのは、家族の悲しみと、鉄道会社への恨みだけなんですね。
これはいけない状況です。

何故こんな辛い書き方をするかと言うと、この事件には後日談があるのです。

昨日の記事で、労災保険が適用されると有利である、という事を記載しました。
具体的に何がどうなる、というのは後日解説していきますが、労災の給付に「遺族給付」というものがあります。
どういうモノかというと、仕事中や通勤中に労働者が死んでしまったときに、その家族に対して年金や一時金が支給されるというモノなんです。

では、この事件は通勤中(帰り道の途中)で起きたものだから、当然に遺族給付がもらえると思うでしょう。
でも本当の答えは、
もらえない
のです。
何故か?
通勤途中の事故であれば、例えば階段で足を滑らせ、頭から落ちて死亡した、という様な状況であれば、すぐに労災が適用され、遺族給付も支給されることになるでしょう。
しかし、問題なのは、この事件が
通勤途中で起こったのではない
という事にあるのです。

言ってる事が分かりにくいかもしれませんね。
通勤経路に関する原則は、『合理的な経路及び方法により』というルールが定められています。
つまり、「線路に降りて人助けをする」という行為は、残念ながら、通勤の途中とは認められない、というのが正しい解釈なのですよね。
だから、この事件は本来であれば、労災として認定されなかったわけです。

しかし、この事件に関しては、何故か労災として認定されたのです。
そう、これは労災と言う1つの法律上の問題ではなく、国際関係も深く関与していたため、特例として認められた、というのが背景にあるのです。

もう理解していただけたかと思いますけど、別の状況で、アナタが人助けを行い、その結果として死亡してしまった場合には、労災として認定されず、家族にも遺族給付が支給されることはありません。
つまり、アナタは家族に悲しみを与えるだけで、お金などを遺してあげることもできないのです。
生命保険のキャッチフレーズみたいになってしまいますけど、愛があるなら、お金も遺してあげなくてはなりません。
だから、無謀な行動は慎まなければならないんですよ。
特に、年末年始で呑みに出掛けることも多くなりますから、行動には細心の注意をお願いします。

誤解されたままで終わりたくないので付け加えておきますが、人助けをしてはいけない、という事ではないですし、韓国との関係に溝をつくるつもりもありませんからね。
人助けをするのなら、先ずは自分と家族を一番に考え、助けに行っても安全である、という状況を確認するのは義務です、という事が言いたいのです。
エスケープゾーンを作っていなかった鉄道会社のせいではなく、自己責任を果たさなくてはなりません、という事なんです。



長々とした解説になりましたが、最後まで付き合ってくれてありがとう☆
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